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日本テレビは14日、来季の巨人戦主催ゲームの中継予定を地上波では40試合にすると発表した。今季の63試合から23試合の大幅削減。久保伸太郎社長は「視聴率の立て直しのためで、巨人戦を見捨てるとかおろそかにするというわけではない」と強調。しかし、今季年間視聴率が9・6%と1ケタに落ち込んだ巨人戦に、グループ企業が大ナタを振るった格好だ。
日本テレビが今年予定していた巨人主催ゲームは63試合。しかし、巨人の成績低迷で視聴率も低迷。結果として放送されたのは57試合だけだった。来季の主催試合中継は、これを大幅に下回る40試合。削減分と同等の22試合をBS日テレで放送予定。CS放送の「G+」では主催72試合をすべて放送する。 同局によると、正式なデータの残っている1975年以降、40という放送数は地上波では最低。この数字はあくまで予定であり、巨人の低迷が続けば、今季のようにさらに削減される可能性もある。08年以降の放送予定数のさらなる削減も考えられる。 大幅削減について、久保社長は「視聴率を含む業績を何としても取り戻すことと、視聴可能2000万を超えたBSへのコンテンツ強化策」と前向きなものであることを強調。しかし「今季は野球は完売したが営業的なセールスは年々厳しくなっている。地上波での中継数が減ったのは視聴率が引き金であることは否定しない」と認めた。 さらに、放送する試合については「例えば“木曜ナイター”などと冠を付けて、地上波ではこの曜日なら見られるとかイベント的なものを考えている」と説明。この発言には、放送曜日が変則的な巨人戦の編成により、好視聴率が期待できるゴールデンタイムのバラエティー番組が飛び、視聴者が定着しにくいという日本テレビ特有の弊害を解消したいとの思惑も見え隠れする。 巨人戦をめぐっては、今秋ごろから巨人の滝鼻卓雄オーナーと久保社長がトップ会談。11月2日付の読売新聞紙上では、滝鼻オーナーが「来季は全試合地上波でやってほしい」と要望していた。しかし、激しい視聴率戦争の中、1ケタ台の巨人戦を多く抱えることのできない日テレ側が押し切った。 PR |
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