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中国の人工衛星破壊実験でできた破片(デブリ)は10センチ以上のものだけで500個余りあり、これらの軌道群が国際宇宙ステーション(ISS)の軌道と南半球で交差することが米民間調査機関の解析で分かった。
衝突の恐れが具体的に示されたのは初めて。2月上旬まではISSから5キロ以内に近づくデブリはないが、将来にわたり有人宇宙活動に影響が出そうだ。 航空宇宙分野の調査分析を手掛けるアナリティカル・グラフィックス社のトーマス・ケルソー博士によると、核兵器を統括する米戦略軍の宇宙監視ネットワークが破壊実験で生じたデブリ517個を追跡している。デブリは雲のような塊になって、地球の北極と南極の上を通る高度200~3500キロの軌道を秒速5.8~8.0キロで周回中。低い軌道をとる南半球で、高度約400キロのISSの軌道と交差する。 追跡対象は10センチ程度以上のデブリで、追跡が困難な10センチ未満も数千個は発生した計算だという。デブリは十数年間は宇宙空間にとどまるとみられる。同博士は「衝突する可能性は否定できず、宇宙遊泳中だと小さくても最悪の事態になる」と指摘している。 PR |
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